〔東京株式〕反発=一時200円超上昇(8日前場中盤) 2025年07月08日 10時23分
(10時08分)日経平均株価は下落して始まったものの、間もなく反発。一時上昇幅を前日比200円超まで拡大した。市場関係者からは「想定外に上昇している」(中堅証券)との声が聞かれた。その上で「関税率がトランプ米大統領の言う30%や35%にならず、期限の延長で交渉が進展するとの期待が上回ったのではないか」(同)との見方を示した。また、「米国株は高値圏のため下落したが、日本株についてはむしろ出遅れ感が意識されたのかもしれない」とも話している。
(寄り付き)日経平均株価は前日比45円61銭安の3万9542円07銭と小幅安で始まった。トランプ米大統領が日本などに新たな関税率を示したことが嫌気される一方で、為替の円安進行が支えとなり売り買いが交錯。寄り付き直後にはプラス転換し前日終値を挟んだもみ合いとなっている。