原爆投下のトルーマン氏礼賛か=イラン空爆になぞらえ―トランプ氏 2025年07月08日 14時16分

【ワシントン時事】トランプ米大統領は7日、広島、長崎への原爆投下を決断したトルーマン元大統領の肖像画を、新たにホワイトハウスのロビーに飾ったと明らかにした。「本来あるべきだった、素晴らしい場所だ」と述べた。イスラエルとイランの停戦合意につなげたイラン爆撃を原爆投下に再びなぞらえ、「成果」を強調した。
ホワイトハウスで記者団の質問に答えた。トランプ氏は原爆投下について「ある出来事」と明言を避けたが、「多くの争いを終わらせた。あの出来事の後、状況は全く変わった」と訴えた。トランプ氏は6月にも、イラン空爆が戦争を終結させたとし、原爆投下と「本質的に同じものだ」と主張していた。