〔東京株式〕切り返す=米株上昇期待で(16日後場中盤) 2025年07月16日 13時58分
(13時30分)日経平均株価は切り返している。朝方に比べ米株先物が下げ幅を縮めているのを受け、今晩の米株の上昇期待が高まり、値がさ株を中心に買いが入っている。円安も追い風になっているとみられるが、市場関係者は「金利が高止まりしており、円安を材料視した値上がりは持続性がない」(邦銀)と話していた。
(後場寄り)後場の日経平均株価は前日比28円10銭安の3万9649円92銭で始まった。売り買いともに新たな材料がなく、指数は前日終値付近でもみ合っている。
(前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比35円62銭安の3万9642円40銭と小幅安。参院選や日米の企業決算などを巡り不透明感が強く、3万9000円台後半では利益確定売りが出て上値が抑えられた。積極的な売買は手控えられ、指数は前日終値付近で方向感なくもみ合った。東証株価指数(TOPIX)は、8.26ポイント安の2817.05。
56%の銘柄が値下がりし、39%が値上がりした。出来高は7億3495万株、売買代金は1兆9247億円。
業種別株価指数(33業種)は銀行業、不動産業、保険業などが下落。上昇は情報・通信業、食料品、石油・石炭製品など。
【スタンダード】スタンダードTOP20は強含み。出来高3億0019万株。
【グロース】グロース250は上昇。グロースCoreは軟調。
(10時15分)日経平均株価はしっかり。米株先物の軟化を受けてマイナス圏で推移する場面があったが、値がさの半導体関連株の上昇が指数を押し上げ、切り返した。円安が追い風となりプライム市場では半数以上の銘柄が値上がりしている。
(寄り付き)日経平均株価は前日比56円72銭高の3万9734円74銭と小幅に上昇して始まった。前日の米国市場でハイテク株中心のナスダック総合指数が上昇した流れを引き継ぎ、値がさの半導体関連株が買われ指数を押し上げている。為替が前日に比べて円安に振れているのも底堅く始まる要因となった。