「体制転換の狙い失敗」=米イスラエルを批判―イラン指導者 2025年07月16日 21時42分

【イスタンブール時事】イランの最高指導者ハメネイ師は16日、首都テヘランで演説し、6月にイランの核施設などを攻撃したイスラエルや米国の狙いは、イランでの体制転換だったとの見方を示した。現地メディアなどが伝えた。
ハメネイ師は「侵略者はイランの要人や中枢を攻撃することで体制が弱体化し、国民を扇動して崩壊に導けると計算していた」と指摘。「神が計画をつぶし、国民は体制を支援するために立ち上がり、敵の計画とは逆の事態が起きた」と主張した。イスラエルのネタニヤフ首相はイランとの交戦で、体制転換も視野にハメネイ師暗殺を計画したとされる。