26票差の敗北で提訴=豪下院選候補 2025年07月16日 18時46分
【シドニー時事】5月のオーストラリア下院総選挙に出馬し、26票差で敗北した野党・保守連合の候補ジゼル・カプテリアン氏が、選挙結果に異議を申し立てる訴訟を裁判所に起こした。選管当局が16日、明らかにした。
カプテリアン氏はシドニー北郊の選挙区で無所属のニコレット・ボーレ氏と大接戦となった。開票では当初、8票差でリードしたが、僅差のため再集計が行われ、惜敗した。カプテリアン氏は疑問票の存在を指摘し、「司法の判断を仰ぐことにした」と説明している。