〔ロンドン外為〕円下落、148円台後半(17日午前10時) 2025年07月17日 18時25分

 【ロンドン時事】17日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、時間外取引での米長期金利の上昇を眺めた円売り・ドル買いが優勢となり、1ドル=148円台後半に下落した。午前10時現在は148円54~64銭と、前日午後4時(148円41~51銭)比13銭の円安・ドル高。
 ドルが全般的に買われる展開となる中、円相場も軟調に推移。日米関税交渉に不透明感が出ていることも、円売りを誘った。ただ、下値では底堅くもみ合った。市場では「日本の参院選を週末に控える中、財政悪化を懸念した円売り・ドル買いが見られており、やや日本売りになっている」(邦銀筋)との声が聞かれた。
 対ユーロは1ユーロ=172円33~43銭(前日午後4時は172円06~16銭)と、27銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1597~1607ドル(同1.1588~1598ドル)。
 ポンドは1ポンド=1.3406~3416ドル(同1.3387~3397ドル)。

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