米など仲介国、ガザ停戦へ修正案提示=「間もなく合意」の見方も 2025年07月18日 07時29分

17日、パレスチナ自治区ガザで、イスラエル軍の攻撃を受けて立ち上る煙(AFP時事)
17日、パレスチナ自治区ガザで、イスラエル軍の攻撃を受けて立ち上る煙(AFP時事)

 【カイロ時事】米ニュースサイト「アクシオス」は17日、パレスチナ自治区ガザの停戦交渉で、イスラエルとイスラム組織ハマスに対し、仲介国の米国、カタール、エジプトが修正した停戦案を共同で提示したと報じた。懸案だった停戦時の軍の撤退範囲について、イスラエルが譲歩した内容となっており、情報筋は「間もなく合意に至る可能性がある」との見方を示した。
 修正案が示されたのは16日。カタールの首都ドーハで1週間以上続いたイスラエルとハマスの間接交渉を受けて、カタールが内容をまとめた。
 停戦時のガザでのイスラエル軍の撤退範囲に関しては、エジプト境界から約1.5キロ地点、イスラエル境界から約1キロ地点まで部隊を後退させる。これによってハマスの要求に近づくという。 

海外経済ニュース