トランプ氏、慢性静脈不全と診断=足に腫れも「良性」―米ホワイトハウス 2025年07月18日 05時57分

【ワシントン時事】レビット米大統領報道官は17日の記者会見で、トランプ大統領(79)が慢性静脈不全の診断を受けたと明らかにした。静脈機能が低下し、血液が足にたまりやすくなる疾患。レビット氏は「良性であり、70歳以上ではよく見られる」と説明した。
ここ数週間、トランプ氏に足のむくみの症状があったため、ホワイトハウスの医療チームが超音波検査などを実施した。レビット氏によると、深部静脈血栓や動脈疾患といった、より深刻な所見はなかった。心エコー検査も同時に行い、心臓機能に異常がないことも確認されたという。
レビット氏はまた、トランプ氏の手の甲のあざに言及。同氏が頻繁に握手をするため、「心疾患の予防の一環」として服用中のアスピリン由来の炎症が起きていると説明した。