イスラエル、シリア再び空爆=衝突の死者約600人に 2025年07月18日 06時28分

【イスタンブール時事】シリア国営メディアは17日、イスラム教少数派ドルーズ派とベドウィン(遊牧民)の武装集団が衝突した南部スワイダ県で、イスラエル軍が再び空爆を行ったと伝えた。イスラエルは自国内にも住むドルーズ派の保護を口実に、シリアへの軍事介入を続けている。
スワイダ県では16日に紛争当事者が停戦合意し、シリア暫定政府は派遣していた治安部隊を撤収させた。しかし、17日もドルーズ派とベドウィンの交戦は収まっていないとみられ、在英の人権監視団によれば、17日までに衝突に伴う死者は597人に増えた。