日本のコメ関税を批判=相互関税の対象か―米政権 2025年03月12日 04時52分

レビット米大統領報道官(AFP時事)
レビット米大統領報道官(AFP時事)

 【ワシントン時事】レビット米大統領報道官は11日の記者会見で、「日本を見れば、コメに700%の関税を課している」と批判した。さらに「トランプ大統領は相互主義を信じている」と強調。4月2日に発表予定の相互関税の対象になる可能性を示唆した。
 レビット氏は、カナダやインドによる高関税を批判する中、日本のコメに対する関税にも言及。「トランプ氏が求めているのは、公正で均衡の取れた貿易慣行だ」と強調した。
 トランプ氏が提唱する相互関税は、貿易相手国と同水準の関税を課す制度だ。2月に各国・地域の不公正な貿易慣行や非関税障壁などを調査するよう関係省庁に指示した。4月2日に導入する方針を示している。 

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