〔東京株式〕軟調=米休場前で買い強まらず(19日後場寄り付き) 2025年06月19日 12時36分

 (後場寄り)後場の日経平均株価は前日比272円85銭安の3万8612円30銭で始まった。米国の休場を前に、買いは強まらず、日経平均はマイナス圏で軟調に推移している。

 (前引け)【プライム】前場の日経平均株価の終値は前日比287円99銭安の3万8597円16銭、東証株価指数(TOPIX)は16.41ポイント安の2791.94と、ともに反落。中東情勢や米国の関税政策など不透明要因が多い中、上値追いにつながる新たな買い材料もなく、前日まで指数の上昇をけん引した値がさ株を中心に利益確定売りが優勢になった。
 60%の銘柄が値下がりし、35%が値上がりした。出来高は6億9074万株、売買代金は1兆8112億円。
 業種別株価指数(33業種)は石油・石炭製品、医薬品、金属製品、輸送用機器などが下落。空運業、証券・商品先物取引業などは上昇。
 【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅安。出来高3億3002万株。
 【グロース】グロース250とグロースCoreは小幅高。

 (10時15分)日経平均株価は下げ幅を拡大している。前日まで3日続伸していた分、利益確定の売りが出やすく、大型株を中心に値を下げている。午前10時すぎに一部報道で、イスラエル軍がテヘラン以外の地域でも攻撃を行っていると伝えられ、日経平均が3万8500円を割る場面があった。市場関係者からは「中東情勢の緊迫化も投資家心理を冷やしている」(大手証券)との指摘があった。

 (寄り付き)日経平均株価は前日比26円63銭安の3万8858円52銭と小幅安で始まった。前日まで3日続伸した反動から売りが先行している。

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