〔ロンドン外為〕円下落、147円台後半(15日午前10時) 2025年07月15日 18時20分

 【ロンドン時事】15日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、円売り・ドル買いが優勢となった海外市場の流れを引き継ぎ、1ドル=147円台後半に下落した。午前10時現在は147円62~72銭と、前日午後4時(147円42~52銭)比20銭の円安・ドル高。
 時間外取引での米長期金利上昇を背景に円が軟化した流れを継続。ロンドン市場でも米金利動向を意識した展開となる中、午後に6月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて様子見ムードが広がり、レンジ内での取引が続いた。
 対ユーロは1ユーロ=172円54~64銭(前日午後4時は172円25~35銭)と、29銭の円安・ユーロ高。2024年7月以来1年ぶりの安値水準で推移した。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1682~1692ドル(同1.1678~1688ドル)。
 ポンドは1ポンド=1.3441~3451ドル(同1.3442~3452ドル)。

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