〔東京株式〕小幅安=休日前に手じまい(4日後場中盤) 2025年07月04日 14時00分

 (13時49分)日経平均株価は小幅安で推移している。前場から買いに勢いがないこともあり、「休日を前に、後場は手じまい姿勢になりやすい」(国内証券)という。「週末にトランプ米大統領から(関税率を通知する)書簡が届くかもしれない、との警戒感もあるのだろう」(同)とされる。もっとも、下値不安を強めるような新規材料もなく、日経平均の下げ幅は限られる。4日の米国市場が休場のため海外投資家の動きは鈍いようで、商いは伸びていない。

 (後場寄り)後場の日経平均株価は前日比23円86銭高の3万9809円76銭で始まった。新たな手掛かり材料に乏しく、前日終値近辺での小幅な値動きになっている。

 (前引け)【プライム】日経平均株価の前場の終値は前日比42円30銭高の3万9828円20銭、東証株価指数(TOPIX)は0.68ポイント高の2829.67と、ともに小幅上昇。雇用統計の強さを背景に米国株が上昇した流れを引き継ぎ、買いが先行したが、日米関税交渉など不透明要因が多い中で上値追いは強まらず株価は伸び悩んだ。
 52%の銘柄が値上がりし、42%が値下がりした。出来高は7億4503万株、売買代金は1兆9545億円。
 業種別株価指数(33業種)は銀行業、電気・ガス業、証券・商品先物取引業などが上昇。非鉄金属、鉄鋼、海運業などは下落。
 【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅安。出来高2億4110万株。
 【グロース】グロース250は小反発。グロースCoreは小幅続落。

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