米関税「協議続ける」=橘官房副長官 2025年07月04日 12時01分

橘慶一郎官房副長官は4日の記者会見で、高関税政策を進めるトランプ米大統領が近く関税率を各国に通知する意向を示したことについて「発言の逐一にコメントすることは差し控える」と論評を避けた。その上で「日米双方の利益となる合意の実現に向け、真摯(しんし)かつ誠実な協議を精力的に続けていく」と語った。
参院選が日米合意の制約になっているとのベセント財務長官の発言に関しても、同じコメントを繰り返した。「石破茂首相以下、常に必要な連絡体制を保持している」として、参院選中でも交渉への対応は可能との立場も強調した。