〔東京株式〕上げ幅拡大=一時500円超高(29日前場中盤) 2025年05月29日 10時18分
(10時05分)日経平均株価は、寄り付き後に上げ幅を拡大。一時前日比500円超上昇した。東証プライム市場では、値上がり銘柄が7割を超えている。
米半導体大手エヌビディアの決算が好感され、東京市場でも関連株の上昇が指数をけん引している。また、米裁判所によるトランプ関税一部差し止めの決定を受け、円安が急速に進行。自動車株など輸出関連株も買われている。市場関係者からは、「今後は司法も意識しながらの動きになる」との声が聞かれた。
(寄り付き)日経平均株価は前日比324円57銭高の3万8046円97銭と大幅に上昇して始まった。
米メディアなどが、ニューヨークの裁判所でトランプ米大統領が発動した一部の関税について差し止める決定が出たと報じ、為替の円安が急激に進行。株式市場でも幅広い銘柄に買いが入っている。米半導体大手エヌビディアの決算を無難に通過し、半導体関連株にも買いが先行している。