〔東京株式〕大幅安=米控訴裁判所が関税差し止め停止(30日前場中盤) 2025年05月30日 10時12分

 (10時02分)日経平均株価は一時下げ幅が前日比600円を超えるなど、大幅安で推移している。前日の東京市場でリスク選好の動きを支えた米国際貿易裁判所によるトランプ関税一部差し止めについて、米連邦控訴裁判所が停止を命じたと伝わり、前日の上昇を巻き戻す動きが出ている。「為替が円高に振れていることも、株価下押し要因になっている」(大手証券)といい、業種別指数では精密機器や電気機器、輸送用機器などの下落率が東証株価指数(TOPIX)より大きい。

 (寄り付き)前場の日経平均株価は前日比520円49銭安の3万7912円49銭と下落して始まった。前日に大きく上昇した反動で、幅広い業種が値下がりしている。

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