〔東京株式〕3万8000円台後半で小動き=新規材料なく(24日後場中盤) 2025年06月24日 13時40分
(13時30分)新規の材料はなく、日経平均株価は3万8000円台後半で小動きとなっている。「イスラエルとイランの停戦合意や、原油価格の下落によって買いが続いている」(国内運用会社)といい、日経平均は値を保っている。ただ、新規材料難の上、為替が前日に比べて円高に傾いていることは日本株全体の重しで、日経平均の上げ幅は広がらない。
(後場寄り)後場の日経平均株価は前日比404円00銭高の3万8758円09銭でスタートした。アジアの主要株価指数も総じて値上がりするなど、世界的にリスク回避の巻き戻しが生じる中、後場も幅広い業種がプラスで推移しており、日経平均はしっかりした値動きが続いている。
(前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比415円03銭高の3万8769円12銭、東証株価指数(TOPIX)は21.26ポイント高の2782.44と、ともに上昇した。イスラエルとイランが停戦に合意したとトランプ米大統領が発表し、中東情勢への警戒感が和らいだ。特に半導体関連株の一角が大きく値を上げ、指数を押し上げた。
70%の銘柄が値上がりし、26%が値下がりした。出来高は7億8773万株、売買代金は2兆1538億円。
業種別株価指数(33業種)は、空運業、非鉄金属、その他製品、情報・通信業などが上昇。鉱業、石油・石炭製品、海運業などが下落した。
【スタンダード】スタンダードTOP20は反発。出来高は3億2265万株。
【グロース】グロース250、グロースCoreはともに小幅高。
(10時15分)日経平均株価は、一時前日比600円超高となり、その後は3万8000円台後半で堅調に推移している。半導体関連株に買いが入り、日経平均の上昇をけん引しているほか、保険や銀行など金融株も総じて強い。一方、石油関連や海運業は「中東の緊張緩和により原油価格が下落し、海上運賃の上昇も見込めなくなったことで値下がりしている」(大手証券)という。
(寄り付き)日経平均株価は前日比425円09銭高の3万8779円18銭と上昇して始まった。中東情勢悪化懸念が後退し、買い戻しが入っている。