〔ロンドン外為〕円下落、144円台前半(16日午前10時) 2025年06月16日 18時24分
【ロンドン時事】週明け16日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、時間外取引での米長期金利の上昇を眺めた円売り・ドル買いが優勢となり、1ドル=144円台前半に下落した。午前10時現在は144円21~31銭と、前週末午後4時(144円09~19銭)比12銭の円安・ドル高。
円は米金利の動向を意識した取引となり、序盤には米金利上昇を背景にじり安に推移。下値では今週開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に持ち高調整の動きから、円買い・ドル売りが見られる中、米金利が下落に転じると、下げ幅を縮小した。
対ユーロは1ユーロ=166円99銭~167円09銭(前週末午後4時は166円35~45銭)と、64銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1573~1583ドル(同1.1540~1550ドル)。
ポンドは1ポンド=1.3574~3584ドル(同1.3569~3579ドル)。