〔東京株式〕小幅下落=米格下げを嫌気(19日前場) 2025年05月19日 11時51分
(前引け)【プライム】午前の日経平均株価は前週末比136円09銭安の3万7617円63銭で終了した。格付け大手の米国債格下げが嫌気された。半導体関連株の値下がりが圧迫し、日経平均株価は一時250円超下落。ただ、米国と各国・地域との通商交渉進展への期待感が下支えし、下げ幅をやや縮めた。東証株価指数(TOPIX)は3.71ポイント高の2744.16。
51%の銘柄が値下がりし、46%が値上がりした。出来高は7億8591万株、売買代金は1兆7867億円。
業種別株価指数(33業種)は海運業や石油・石炭製品、サービス業などが下落率上位。医薬品や輸送用機器などが上昇した。
【スタンダード】スタンダードTOP20は上昇。出来高2億9677万株。
【グロース】グロース250とグロースCoreはともに軟調。
(10時15分)日経平均株価は一時前週末比250円超下落するなどマイナスで推移。値がさの半導体関連銘柄の売りが優勢となり、指数を押し下げた。市場では「米国債格下げを受けた為替のドル安・円高が進めば、日本株を圧迫する」(大手証券)と警戒する声が聞かれた。ただ、米国と日本を含む各国との関税を巡る交渉進展期待が下支えしているとみられ、売り一巡後は弱もみ合いとなっている。
(寄り付き)日経平均株価は前週末比181円36銭安の3万7572円36銭で始まった。格付け大手による米国債格下げを受け、売りが先行している。