ウクライナの安全「2層」で確保=軍強化と米欧の保証―NATO総長 2025年08月23日 07時45分

ゼレンスキー大統領(左)と握手する北大西洋条約機構のルッテ事務総長〔ウクライナ大統領報道局提供〕=22日、キーウ(AFP時事)
ゼレンスキー大統領(左)と握手する北大西洋条約機構のルッテ事務総長〔ウクライナ大統領報道局提供〕=22日、キーウ(AFP時事)

 【ブリュッセル時事】北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は22日、ウクライナの首都キーウを訪れ、ゼレンスキー大統領と会談した。その後の共同記者会見でルッテ氏は、和平実現後の同国の安全は「ウクライナ軍の強化」と「米欧による保証」の2層で成り立つと説明。ロシアが再び侵攻できない体制を築かなければならないと訴えた。
 ルッテ氏は「NATOの支援は揺るがず、今後さらに拡大していく」と強調。加盟国の拠出金を活用して米国製兵器を調達する新たな仕組みの下、総額15億ドル(約2200億円)相当の防空システムや弾薬などが既に供給されたと明らかにした。 

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