〔NY外為〕円、155円台半ば(29日朝) 2025年01月29日 23時25分

 【ニューヨーク時事】29日午前のニューヨーク外国為替市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定を控えて様子見ムードが広がる中、円相場は1ドル=155円台半ばで小動きとなっている。午前9時現在は155円40~50銭と、前日午後5時(155円48~58銭)比08銭の円高・ドル安。
 FRBは28、29両日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で金融政策を決定する。政策金利の据え置きはほぼ確実視されているものの、FOMC終了後の声明発表やパウエルFRB議長の記者会見から今後の金融政策運営に関する手がかりを得たいとの思惑が強い。トランプ米政権の関税政策を警戒する動きも根強く、相場は狭いレンジ内で神経質な動きが続いている。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0380~0390ドル(前日午後5時は1.0426~0436ドル)、対円では同161円40~50銭(同162円17~27銭)と、77銭の円高・ユーロ安。

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