〔東京株式〕プラス圏で推移=景気敏感株が下支え(29日前場中盤) 2025年01月29日 10時39分
(10時30分)日経平均株価は一時400円超高まで上昇するなどプラス圏で推移している。市場関係者は「景気敏感株を中心に値上がりしている」(大手証券)としている。
朝方、上昇が目立っていた半導体など人工知能(AI)関連株は伸び悩んでいる。半導体関連は中国の新興企業「ディープシーク」が開発する低コスト・高性能の人工知能(AI)モデルが関連産業の脅威になるとの観測で週初から売られていたが、今朝は買い戻された。しかしAI関連の一角であるフジクラ〈5803〉は値を消す展開で、市場では「まだディープシークの影響は続いている」(同)との声が聞かれた。
(寄り付き)日経平均株価は前日比256円93銭高の3万9273円80銭と上昇して始まった。前日の米国市場で半導体大手エヌビディア株が8%超上昇するなどハイテク関連が値上がりした流れを引き継いでいる。半導体関連の一角であるアドバンテス〈6857〉は買い気配を唱え始まった。