〔東京株式〕上値重い=様子見姿勢強まる(28日後場中盤) 2025年05月28日 13時43分

 (13時35分)日経平均株価は上値が重い展開となっている。日本時間29日早朝に発表される米半導体大手エヌビディアの決算を控え、「積極的な売買は手控えられやすく、様子見ムードが強まっている」(邦銀)。ただ、値がさ株への買いが下値を支え、プラス圏での推移となっている。

 (後場寄り)後場の日経平均株価は前日比257円49銭高の3万7981円60銭で始まりしっかり。前場に引き続き値がさの半導体関連を中心に幅広い銘柄が買われている。

 (前引け)【プライム】米株高と円安が追い風となり幅広い銘柄が買われた。日経平均株価の午前の終値は前日比194円75銭高の3万7918円86銭と堅調。一時は454円高まで買い進まれる場面もあったが、材料に乏しく3万8000円を超えると利益確定売りが出て上値は限られた。東証株価指数(TOPIX)は、13.81ポイント高の2783.30。
 69%の銘柄が値上がりし、26%が値下がりした。出来高は7億9915万株、売買代金は2兆0071億円。
 業種別株価指数(33業種)はその他製品、石油・石炭製品、輸送用機器などが上昇。下落は鉄鋼、精密機器、電気・ガス業。
 【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅高。出来高2億7723万株。
 【グロース】グロース250、グロースCoreは上昇。

 (10時20分)上昇して始まった日経平均株価は前日比454円高まで値上がりした後、上げ幅を縮めている。買い一巡後は利益確定売りが出ている。ただ、プライム市場では7割を超える銘柄が値上がりしており下値を支えている。

 (寄り付き)日経平均株価は前日比370円68銭高の3万8094円79銭と大幅に上昇して始まった。前日の米国市場ではトランプ米大統領による欧州連合(EU)への高関税適用延期や米経済指標の改善が好感され買い優勢となった。主要株価指数はそろって上昇。この流れを引き継ぎ、幅広い銘柄に買いが入っている。前日に比べて為替が円安に振れていることも追い風になっているとみられる。

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