〔東京株式〕高値圏で推移=米中対立緩和を期待(9日後場中盤) 2025年05月09日 14時02分
(13時55分)日経平均株価は高値圏で推移している。後場寄り付き直後はやや上値の重さが見られたが、3万7400円台を割ると持ち直し、午後1時半すぎには前場高値を上回った。「米中の対立緩和への期待が相場を支えている」(ストラテジスト)との指摘があった。
(後場寄り)後場の日経平均株価は、前日比491円76銭高の3万7420円39銭で始まった。高値圏でのもみ合いが続いている。利益確定の売りが出て、前場終値に比べてやや上げ幅を縮めている。
(前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比549円95銭高の3万7478円58銭、東証株価指数(TOPIX)は39.28ポイント高の2738.00と、それぞれ大幅上昇した。米国と英国の関税交渉合意が好感されたほか、為替が円安・ドル高に振れたことも株価にはプラスに働いた。
85%の銘柄が値上がりし、13%が値下がりした。出来高は11億8322万株、売買代金は2兆6636億円。
業種別株価指数(33業種)は、倉庫・運輸関連業、銀行業、情報・通信業、保険業などが上昇。医薬品、海運業などが下落した。
【スタンダード】スタンダードTOP20は続伸。出来高は2億6488万株。
【グロース】グロース250は反発。グロースCoreは上昇。
(10時20分)日経平均株価は3万7000円台を維持するなど堅調に推移している。米国が英国との関税協議で合意したことにより、他国との交渉進展期待が高まっており、引き続き幅広い業種が上昇している。また、為替が円安に振れていることや、前日の決算発表の結果により、「輸出関連株や好決算銘柄が相場を押し上げている」(民間シンクタンク)という。
(寄り付き)日経平均株価は前日比403円94銭高の3万7332円57銭と大幅に上昇して始まった。前日の米国株高を引き継ぎ、買いが幅広く入っている。