〔ロンドン外為〕円下落、145円台前半(19日午前) 2025年06月19日 19時55分

 【ロンドン時事】19日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、米国によるイラン攻撃の可能性に警戒感が広がる中、「有事のドル買い」が進んだ海外市場の流れを引き継ぎ、1ドル=145円台前半に下落した。午前10時現在は145円23~33銭と、前日午後4時(144円75~85銭)比48銭の円安・ドル高。
 米当局者がイランへの攻撃の可能性に備えているとの一部報道を受け、ドル全面高となった海外市場の流れを引き継いだ。ロンドン市場の序盤も円がじり安に推移したが、前日安値付近では買い戻しも見られた。ただ、この日の米国市場は祝日に伴う休場のため、ロンドン市場でも積極的な取引は手控えられ、小幅にもみ合う展開となっている。
 対ユーロは1ユーロ=166円69~79銭(前日午後4時は166円58~68銭)と、11銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1472~1482ドル(同1.1502~1512ドル)。
 ポンドは1ポンド=1.3423~3433ドル(同1.3447~3457ドル)。

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