〔東京株式〕上昇=長期金利低下、円安で(23日前場) 2025年05月23日 11時49分
(前引け)【プライム】午前の日経平均株価は前日比294円97銭高の3万7280円84銭と上昇した。株式市場の重しとなっていた長期金利が日米ともに上昇一服となり投資家心理が改善。為替が円安方向となっていることも支えとなり、買い戻しの動きが強まった。東証株価指数(TOPIX)は、22.04ポイント高の2739.13。
75%の銘柄が値上がりし、22%が値下がりした。出来高は7億3216万株、売買代金は1兆8608億円。
業種別株価指数(33業種)は、非鉄金属、機械、その他製品などが上昇。鉱業、医薬品、証券・商品先物取引業などが下落した。
【スタンダード】スタンダードTOP20は続伸。出来高は2億6779万株。
【グロース】グロース250は続落、グロースCoreは反発。
(10時01分)日経平均株価は寄り付き以降上げ幅を拡大し、一時前日比300円超まで上昇する場面もあった。東証プライム市場では値上がり銘柄が7割を超えている。
米国で長期金利が上昇一服となり米株が落ち着いた動きを見せたことから、下落基調にあった東京市場でも買い戻しの動きが見られる。前日に比べ小幅に円安となっていることも相場全体の支えとなっているようだ。市場関係者は、「国内でも長期金利が低下し投資家心理の改善につながっている」(大手証券)との見方を示している。
(寄り付き)日経平均株価は前日比175円87銭高の3万7161円74銭と上昇して始まった。きのう下落した半導体関連株が反発するなど買いが優勢の展開となっている。