〔東京株式〕もみ合い=前場の流れ続く(2日後場中盤) 2025年05月02日 14時01分

 (13時55分)日経平均株価は3万6900円近辺でもみ合い。前場の流れを引き継ぎ、医薬品や自動車など輸出関連株を中心に上昇している。最近の連騰を背景に売りも出やすい環境だが、市場関係者は「為替の円安が進行した効果は大きい」(国内シンクタンク)と話していた。

 (後場寄り)後場の日経平均株価は前日比237円77銭高の3万6690円07銭で始まった。銀行株や半導体株などに売りが出ているものの、引き続き輸出関連銘柄が堅調に推移している。

 (前引け)【プライム】午前の日経平均株価は前日比253円23銭高の3万6705円53銭で終了した。為替の円安進行を好感し、自動車など輸出関連銘柄が上げをけん引。一時500円超上昇したが、その後は連休を控え利食いに押された。東証株価指数(TOPIX)は4.17ポイント高の2683.61。
 30%の銘柄が値上がりし、66%が値下がりした。出来高は9億5542万株、売買代金は2兆3365億円。
 業種別株価指数(33業種)は輸送用機器、医薬品、海運業などが上昇率上位だった。銀行業やその他金融業などは下落した。
 【スタンダード】スタンダードTOP20は下落。出来高2億2380万株。
 【グロース】グロース250とグロースCoreはともに軟調。

 (10時10分)日経平均株価は一時前日比500円超高と上げ幅を拡大した。為替の円安進行を追い風に、自動車など輸出関連銘柄を中心に買いが集まった。ただ、日経平均は前日まで6営業日続伸しており、市場では「過熱感が意識され、連休を控えてポジションを調整する動きが出てくる可能性がある」(大手証券)との声も聞かれた。

 (寄り付き)日経平均株価は前日比184円25銭高の3万6636円55銭で始まった。為替の円安に支えられ、買いが優勢となっている。

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