〔東京株式〕しっかり=配当取りの買いが支え(26日後場中盤) 2025年03月26日 13時49分
(13時40分)日経平均株価はしっかり。3万8000円台を回復し、市場関係者は「27日の3月の権利付き最終売買日を前に配当取りの買いが指数を下支えしている」(邦銀)と話す。ただ「トランプ関税の先行きが見通せず、売る材料もなければ買う材料もない状況」(同)は変わらず、3万8000円台を維持できるかは不透明だ。
(後場寄り)後場の日経平均株価は前日比173円66銭高の3万7954円20銭と前場終値を上回って始まり、堅調に推移している。一時3万8000円を回復した前場からは上げ一服状態で、新たな国内材料がない中、引き続き利益確定売りが上値を抑えている。
(前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比109円61銭高の3万7890円15銭と小幅高。米株高を好感し約6割の銘柄が値上がりした。指数は一時3万8000円台を回復したものの、その後は利益確定売りに押され上げ幅を縮めた。東証株価指数(TOPIX)は、5.02ポイント高の2802.54と上昇した。
55%の銘柄が値上がりし、値下がりは40%。出来高は8億0199万株。売買代金は1兆9763億円。
業種別株価指数(33業種)はその他製品、石油・石炭製品、電気機器などが上昇。下落は輸送用機器、電気・ガス業、サービス業など。
【スタンダード】スタンダードTOP20は上昇。出来高は2億1380万株。
【グロース】グロースCore、グロース250は下落。
(10時20分)日経平均株価は一時3万8151円39銭まで上昇したものの、上値が重い展開となっている。米ハイテク株高を受け半導体関連が買われているほか任天堂〈7974〉などゲーム関連の上昇も目立っている。一方、為替が前日より円高に振れていることが嫌気され自動車株は売られている。市場関係者は「日本固有の材料がなく、大引けにかけて上げ幅を縮小する可能性がある。3万8000円台を維持できるかがポイントになる」(大手証券)と指摘していた。
(寄り付き)日経平均株価は前日比326円12銭高の3万8106円66銭と上昇して始まった。前日の米国市場で主要株価指数がそろって上昇した流れを引き継ぎ、幅広い銘柄に買いが入っている。