〔ロンドン外為〕円上昇、150円台後半(28日午前) 2025年03月28日 19時22分

 【ロンドン時事】週末28日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、米長期金利の低下を背景に円買い・ドル売りが優勢となり、1ドル=150円台後半に上昇した。午前10時現在は150円53~63銭と、前日午後4時(150円92銭~151円02銭)比39銭の円高・ドル安。
 円は早朝、ミャンマーで大規模地震が発生したことを受け、リスク回避の動きから円買い・ドル売りが進行。時間外取引の米金利低下も円を下支えし、じり高に推移した。ただ、米金利が下げ幅を縮小すると、円はつれて伸び悩んだ。
 対ユーロは1ユーロ=162円18~28銭(前日午後4時は163円00~10銭)と、82銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0768~0778ドル(同1.0794~0804ドル)。
 ポンドは1ポンド=1.2947~2957ドル(同1.2958~2968ドル)。

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