〔ロンドン外為〕円、150円台前半(21日正午) 2025年02月21日 21時35分

 【ロンドン時事】週末21日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、日銀総裁の発言を背景に円が軟調に推移した海外市場の流れを引き継ぎ、1ドル=150円台前半に下落した。正午現在は150円22~32銭と、前日午後4時(149円45~55銭)比77銭の円安・ドル高。
 円は東京時間に、植田和男日銀総裁による「長期金利が急激に上昇する例外的な場合は、機動的に国債買い入れ増額を実施する」との国会答弁を背景に、円売り・ドル買いが進行。下落一巡後は、週末を控えた持ち高調整の動きがみられる中、方向感の乏しい展開が続いている。
 対ユーロは1ユーロ=157円28~38銭(前日午後4時は156円54~64銭)と、74銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0464~0474ドル(同1.0469~0479ドル)。
 ポンドは1ポンド=1.2641~2651ドル(同1.2635~2645ドル)。

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