〔東京株式〕上昇=日銀利上げで(24日後場寄り付き) 2025年01月24日 12時43分
(後場寄り)午後の日経平均株価は、前日比230円55銭高の4万0189円42銭で始まった。前場終値をやや下回って寄り付いたものの、すぐに上昇に転じ上げ幅を一時300円超まで拡大した。後場の取引開始前に日銀が市場の予想通り短期金利の政策目標を0.5%程度に引き上げたことで安心感が広がった。
(前引け)【プライム】午前の日経平均株価は、前日比233円98銭高の4万0192円85銭と続伸して終了した。前日の米国株式が上昇した流れを受けて、幅広い銘柄で買いが優勢となった。一方で前日まで急上昇していた人工知能(AI)関連銘柄には売りが目立った。東証株価指数(TOPIX)は、17.16ポイント高の2768.90。
86%の銘柄が値上がりし、12%が値下がりした。出来高は9億3342万株、売買代金は2兆1743億円。
業種別株価指数(33業種)は電気・ガス業、証券・商品先物取引業、不動産業などが上昇した。パルプ・紙、石油・石炭製品、非鉄金属が下落した。
【スタンダード】スタンダードTOP20は続伸。出来高1億7539万株。
【グロース】グロース250とグロースCoreはともに反発。
(10時18分)日経平均株価は上げ幅を拡大している。前日の米国市場で幅広い銘柄が買われた流れを引き継ぎ、東京市場でも多くの業種で買いが優勢の展開となっている。市場関係者からは「米大統領就任に続き、日銀の決定会合も無難に通過するとの見通しで安心感が広がっている」(銀行系証券)との声が聞かれた。
東証プライム市場では、8割を超える銘柄が上昇。一方で、決算を嫌気されたディスコ〈6146〉、ニデック〈6594〉が下落。人工知能(AI)投資期待で上昇していたソフトバンクG〈9984〉も値を下げている。
(寄り付き)午前の日経平均株価は、前日比101円62銭高の4万0060円49銭と上昇して始まった。前日の米国株高を好感して買いが優勢の展開となっている。