〔ロンドン外為〕円、１４４円台前半（２７日午前１０時） 2025年06月27日 18時35分
【ロンドン時事】２７日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、月末や四半期末の取引が出やすい地合いの中、持ち高調整やファンドの売り買いが交錯し、１ドル＝１４４円台前半でもみ合った。午前１０時現在は１４４円３７～４７銭と、前日午後４時（１４４円３６～４６銭）比０１銭の小幅な円安・ドル高。
トランプ米大統領のパウエル米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）議長に対するけん制を受け、市場で広がった早期利下げ観測による円買い・ドル売りが一服する中、月末や期末を控えたフローが持ち込まれた。ここ数週間の中東情勢緊迫化を背景とした「有事のドル買い」も落ち着いており、来週の米雇用統計を控え、様子見ムードも出ている。
対ユーロは１ユーロ＝１６９円０５～１５銭（前日午後４時は１６９円０３～１３銭）と、０２銭の小幅な円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は１ユーロ＝１．１７０４～１７１４ドル（同１．１７０３～１７１３ドル）。
ポンドは１ポンド＝１．３７３９～３７４９ドル（同１．３７２７～３７３７ドル）。