第2次モンテネグロ内閣発足=少数与党続く―ポルトガル 2025年06月06日 05時27分

【パリ時事】5月のポルトガル議会(一院制、定数230)選挙に中道右派勢力を率いて勝利したモンテネグロ首相(52)は5日、首都リスボンのアジュダ宮殿で就任宣誓し、第2次モンテネグロ内閣が発足した。ランジェル外相(57)、サルメント財務相(46)、メロ国防相(59)ら第1次内閣の大半の閣僚は留任した。
選挙では、中道右派勢力が91議席を獲得したが、過半数に届かなかった。一方、新興極右シェーガは60議席と、野党第1党に躍進。同党との連携を拒否したモンテネグロ氏は、引き続き少数与党による難しい政権運営を強いられる。