ロシア、戦闘休止用意か=和平進展の「条件付き」―米報道 2025年03月08日 07時10分

 米ブルームバーグ通信は7日、関係筋の話として、ロシアのプーチン政権がウクライナとの一時的な戦闘休止を議論する用意があると報じた。ただ、最終的な和平合意の基本原則を明確にすることを「条件」にしているといい、交渉が実現しても細部を巡って難航する可能性もある。
 ブルームバーグによると、ロシア側は欧州諸国が停戦後の派遣を検討するウクライナ平和維持部隊について参加国を明確にするよう求めるとみられる。部隊派遣を容認するか否かは伝えられていない。
 一方、ウクライナのゼレンスキー大統領も最近、緊張緩和に向けた「初期段階」の措置に言及。▽捕虜交換▽エネルギーインフラなどの空爆禁止▽海上での停戦―から成り、ロシアが守ることを停戦の前提条件としている。 

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