民主派の有罪判決破棄=国安法違反事件で異例―香港最高裁 2025年03月06日 23時43分

 【香港時事】香港終審法院(最高裁)は6日、警察が求める資料の提出を拒否したとして、香港国家安全維持法(国安法)違反の罪に問われた民主派団体元幹部の鄒幸※(※杉の木ヘンを丹に)氏ら3人の有罪判決を破棄する判決を言い渡した。国安法違反事件で有罪判決が破棄されるのは異例で、検察側の立証が不十分と判断した。
 鄒氏は天安門事件の追悼集会を長年主催した「香港市民愛国民主運動支援連合会」(支連会、2021年に解散)の副主席だった。 

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