野党代表に3月26日判決=公選法違反、次期大統領選に影響―韓国高裁 2025年02月26日 18時41分

【ソウル時事】韓国のソウル高裁は26日、革新系最大野党「共に民主党」の李在明代表が公選法違反に問われた控訴審の最終弁論を開き、結審した。韓国メディアによると、検察は懲役2年を求刑。3月26日に判決が言い渡される。李氏は尹錫悦大統領が罷免された場合に行われる次期大統領選の最有力候補だが、一審は有罪。高裁判決は選挙に影響を与えそうだ。
李氏は2022年の前回大統領選に出馬した際にソウル近郊・城南市長時代の汚職疑惑に絡んで虚偽の発言をした罪で、22年9月に在宅起訴された。ソウル中央地裁は24年11月、懲役1年、執行猶予2年の有罪判決を言い渡し、李氏と検察の双方が控訴していた。李氏は無罪を訴えており、26日、記者団に「裁判所がきちんと判断してくれると思う」と語った。