上昇余地あり
内藤証券・シニア・アナリスト高橋俊郎氏 2025年08月28日 14時57分
現状の日経平均株価は、今期の企業業績などをもとに考えると高過ぎる水準だ。ただ、来期の1株当たり利益(EPS)は増加しそうで、その期待感が相場を支えている。過去1年の日経平均の推移である200日移動平均線からの上方乖離(かいり)率は足元10%程度で、2023~24年には20%程度となる局面もあったことを思えば、まだ上昇余地はある。
引き続き、押し上げ役は半導体関連になりそうだ。最先端となる回路線幅2ナノメートル(ナノは10億分の1)の半導体を台湾企業が来春までに量産するのに合わせ、関連企業の業績が伸びる。
日本株は諸外国に比べて出遅れ感もあった。特に、世界の投資資金が集まる香港市場のハンセン指数が24年末比2割以上伸びたのに対し、日経平均は1桁台のプラスにとどまる。香港株が上昇一服となり、同じアジア圏の日本株に資金が移れば、日経平均は4万5000円も見えてくる。