〔東京株式〕横ばい=軟調地合い続く(10日後場寄り付き) 2025年07月10日 12時38分

 (後場寄り)後場の日経平均株価は前日比222円37銭安の3万9598円91銭と前場終値とほぼ同水準で始まった。前場の流れを引き継ぎ軟調な地合いが継続、横ばい圏で推移している。

 (前引け)【プライム】午前の日経平均株価は前日比210円67銭安の3万9610円61銭と反落して終了した。為替が前日に比べ円高に振れていることが重しとなり幅広い銘柄が売られた。上場投資信託(ETF)の分配金捻出に伴う換金売り圧力も重なった。東証株価指数(TOPIX)は、18.87ポイント安の2809.29。
 63%の銘柄が値下がりし、32%が値上がりした。出来高は8億3365万株、売買代金は2兆0063億円。
 業種別株価指数(33業種)は鉱業、石油・石炭製品、その他製品などが下落。パルプ・紙、倉庫・運輸関連業、証券・商品先物取引業などは上昇した。
 【スタンダード】スタンダードTOP20は反落。出来高3億4414万株。
 【グロース】グロース250とグロースCoreはともに続伸。

 (10時07分)日経平均株価は寄り付き以降下げ幅を拡大し、軟調な展開が続いている。プライム市場では6割超の銘柄が下落している。
 為替が前日に比べ円高となっていることが嫌気されているほか、「大引けでの上場投資信託(ETF)換金売りを見越した取引も出ているのではないか」(中堅証券)との声もあった。

 (寄り付き)日経平均株価は前日比25円53銭安の3万9795円75銭と反落して始まった。きのうに比べ為替が円高に振れていることなどから、幅広い銘柄で売りが先行している。

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