〔東京株式〕高値もみ合い=米株先物、時間外もしっかり(27日後場寄り付き) 2025年06月27日 12時39分

 (後場寄り)後場の日経平均株価は前日比577円82銭高の4万0162円40銭で始まった。米国株の先物は時間外取引も水準を小幅に切り上げるなどしっかりしており、日経平均は高値もみ合い状態が続いている。

 (前引け)【プライム】前場の日経平均株価の終値は前日比630円78銭高の4万0215円36銭、東証株価指数(TOPIX)は36.39ポイント高の2841.08と、ともに続伸。中東情勢への警戒感が和らぐ中、米国の早期利下げ観測が強まって投資家心理が上向いた。日経平均が心理的な節目の4万円を5カ月ぶりに回復したことで買いの勢いがさらに増し、上げ幅が広がった。
 63%の銘柄が値上がりし、32%が値下がりした。出来高は9億3457万株、売買代金は2兆8029億円。
 業種別株価指数(33業種)は輸送用機器、電気機器、非鉄金属、サービス業などが上昇。鉱業、食料品などは下落した。
 【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅高。出来高4億0571万株。
 【グロース】グロース250は続落。グロースCoreは小反発。

 (10時10分)寄り後も買いの勢いは続き、日経平均株価は1月27日以来5カ月ぶりに4万円台を回復。上げ幅は一時600円を超えた。「節目として意識されやすい4万円を突破したことで、さらに買いが加速した面もあるようだ」(大手証券)という。東エレク〈8035〉が1銘柄だけで日経平均を100円以上押し上げるなど、引き続き半導体や電子部品といったハイテク株が相場をけん引している。前日までさえなかったトヨタ〈7203〉をはじめ自動車株もそろって上昇している。

 (寄り付き)前場の日経平均株価は、前日比281円78銭高の3万9866円36銭で始まった。前日の米国株の上昇を引き継ぎ、幅広い業種で買いが先行している。日経平均はその後上げ幅を拡大させ、取引時間中としては1月27日以来5カ月ぶりに4万円台を回復した。

注目ニュース