〔東京株式〕軟調=円高が重し(12日後場中盤) 2025年06月12日 13時40分
(13時35分)日経平均株価は軟調に推移している。引き続き為替の円高が重しとなり、輸出関連株などの動きが弱い。ただ、日経平均が3万8000円に近づくと買いも入って下げ渋っている。また、三菱重〈7011〉やアドバンテス〈6857〉といった「個別銘柄への物色が相場の下支えとなっている」(大手証券)という。
(後場寄り)後場の日経平均株価は前日比245円38銭安の3万8175円81銭でスタート。安値圏でのもみ合いが続いている。前場に出た利益確定などの売りはいったん落ち着いたが、新規材料は乏しく、押し目を拾う動きは強まらない。
(前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比271円70銭安の3万8149円49銭、東証株価指数(TOPIX)は11.06ポイント安の2777.66と、ともに下落した。為替が円高になり、幅広い業種で売りが優勢となった。自動車株が軒並み安となったほか、大型株の下落率が大きくなり、株価指数を押し下げた。
63%の銘柄が値下がりし、31%が値上がりした。出来高は7億2354万株、売買代金は1兆8278億円。
業種別株価指数(33業種)は、サービス業、金属製品、輸送用機器、ガラス・土石製品などが下落し、鉱業、石油・石炭製品などが上昇した。
【スタンダード】スタンダードTOP20は続伸。出来高は2億7497万株。
【グロース】グロース250、グロースCoreはともに小幅高。
(10時10分)日経平均は下げ幅を拡大している。「為替が前日の取引時間中に比べてドル安・円高方向に振れていることが、日経平均の下押し要因となっている」(大手証券)という。業種別では輸送用機器の下落率が相対的に大きめだ。取引開始直後に比べ、値下がり銘柄数が増えている。
(寄り付き)日経平均株価は前日比96円26銭安の3万8324円93銭と小幅安で始まった。最近上昇していた値がさの半導体株などに利益確定売りが出ている。