〔東京株式〕軟調=地政学リスクへの警戒続く(13日後場寄り付き) 2025年06月13日 12時39分
(後場寄り)後場の日経平均株価は前日比500円74銭安の3万7672円35銭で始まった。前場に引き続き軟調な展開で、地政学リスクへの警戒感から買いは強まらない。
(前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比507円16銭安の3万7665円93銭、東証株価指数(TOPIX)は35.01ポイント安の2747.96と、ともに下落した。イスラエルがイランを攻撃したとの報道で地政学リスクの高まりが警戒され、幅広い業種で売りが優勢となった。円高進行も重しとなり日経平均は一時600円超安となる場面もあった。
83%の銘柄が値下がりし、14%が値上がりした。出来高は11億9579万株、売買代金は3兆0830億円。
業種別株価指数(33業種)は繊維製品、空運業、電気機器、化学などが下落。上昇は鉱業、海運業など。
【スタンダード】スタンダードTOPは反落。出来高3億0127万株。
【グロース】グロース250、グロースCoreはともに続落。
(10時05分)日経平均株価は下げ幅を拡大している。一時前日比550円超下落した。「中東情勢悪化でリスク回避姿勢が強まった。為替の円高・ドル安進行も重しとなった」(大手証券)という。
東証プライム市場の騰落率でも値下がり銘柄が8割を超え、売りが優勢となっている。一方、地政学リスクへの警戒感の高まりから原油価格が上昇したことを受け、エネルギー関連銘柄は値上がりしている。
(寄り付き)日経平均株価は前日比42円84銭安の3万8130円25銭と小幅安で始まった。為替が若干の円高に振れる中で、売りが先行している。