中国主席、カザフ訪問へ=中央アジアと首脳会議 2025年06月13日 18時25分

 【北京時事】中国外務省は13日、習近平国家主席が16~18日にカザフスタンの首都アスタナを訪問し、「中国・中央アジア首脳会議(サミット)」に出席すると発表した。米中貿易戦争が続く中、経済や安全保障面での連携強化をアピールする見通しだ。
 報道によると、会議は17日。カザフ、キルギス、ウズベキスタン、タジキスタン、トルクメニスタンの5カ国首脳らが出席するもようだ。中国外務省の林剣副報道局長は13日の記者会見で「中央アジアとの戦略的接続を深め、各分野での協力の質を高める」と説明した。同時期にカナダで開催される先進7カ国首脳会議(G7サミット)に対抗する狙いもあるとみられる。 

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