〔東京株式〕反落=朝高も過熱感で売り(14日前場) 2025年05月14日 12時00分
(前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比308円67銭安の3万7874円59銭、東証株価指数(TOPIX)は33.55ポイント安の2738.59と、ともに反落した。朝方は米ハイテク株高を受け値がさ株の上昇が指数を押し上げたが、前日までの連騰による過熱感から次第に売りが膨らんだ。
82%の銘柄が値下がりし、16%が値上がりした。出来高は10億5979万株、売買代金は2兆6626億円。
業種別株価指数(33業種)は輸送用機器、精密機器、不動産業などが下落。上昇は銀行業、鉱業、非鉄金属など。
【スタンダード】スタンダードTOP20は軟調。出来高2億4890万株。
【グロース】グロース250、グロースCoreはともに下落。
(10時10分)日経平均株価は続伸して始まったものの、その後は過熱感が意識され、マイナス圏に転落した。東証プライム市場では、値下がり銘柄が約8割で売りが優勢になっている。
値がさの半導体株が堅調で株価を下支えする一方、「25日移動平均からの乖離(かいり)率は9%を超えており過熱感が意識され、上値は重い状況だ」(大手証券)という。
(前場寄り付き)日経平均株価は前日比15円77銭高の3万8199円03銭と続伸して始まった。高値警戒感があるものの、米国市場でのハイテク株高を受けて、値がさの半導体関連株に買いが集まっている。