〔東京株式〕一進一退=騰落銘柄数が拮抗(7日前場中盤) 2025年05月07日 10時22分

 (10時05分)日経平均株価は一進一退の展開。小高く始まった後にマイナスに転じ、その後も前週末終値を挟んだもみ合いとなっている。東証プライム市場の騰落銘柄数は拮抗(きっこう)している。
 取引開始前に米政府が中国と週末に貿易問題で会談を行うと伝わると、為替がやや円安方向に向かい日経平均も小幅に上昇。しかし、前週末までの7営業日続伸で「戻り売りの圧力も強い」(中堅証券)ことや、7日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を見極めたいなどの思惑から買いを見送る向きもあるようだ。

 (寄り付き)日経平均株価は前週末比72円97銭高の3万6903円66銭と上昇して始まった。朝方にベセント米財務長官が中国との交渉を今週末に行うとの発言が伝わり、米中貿易摩擦の緩和につながるとの期待から買いが優勢となっている。

注目ニュース