〔東京株式〕弱含み=前場の流れ引き継ぐ(7日後場寄り付き) 2025年05月07日 12時40分

 (後場寄り)後場の日経平均株価は、前営業日比29円00銭安の3万6801円69銭で始まった。前場の流れを引き継ぎ、弱含んでいる。医薬品や自動車株が売られ、空運や商社株などが買われている。

 (前引け)【プライム】午前の日経平均株価は前週末比16円91銭安の3万6813円78銭とほぼ横ばい。米中貿易交渉進展への期待から寄り付きは上昇。ただ、前週末に比べ為替が円高になっていることに加え、前週末までの7連騰に対する戻り売りの圧力も強く小幅にマイナスとなった。東証株価指数(TOPIX)は、10.41ポイント高の2698.19。
 37%の銘柄が値下がりし、60%が値上がり。出来高は9億7958万株、売買代金は2兆2737億円。
 業種別株価指数(33業種)は医薬品、輸送用機器、精密機器などが下落。空運業、卸売業、保険業などは上昇した。
 【スタンダード】スタンダードTOP20は反発。出来高2億8587万株。
 【グロース】グロース250は小反発。グロースCoreは小反落。

 (10時05分)日経平均株価は一進一退の展開。小高く始まった後にマイナスに転じ、その後も前週末終値を挟んだもみ合いとなっている。東証プライム市場の騰落銘柄数は拮抗(きっこう)している。
 取引開始前に米政府が中国と週末に貿易問題で会談を行うと伝わると、為替がやや円安方向に向かい日経平均も小幅に上昇。しかし、前週末までの7営業日続伸で「戻り売りの圧力も強い」(中堅証券)ことや、7日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を見極めたいなどの思惑から買いを見送る向きもあるようだ。

 (寄り付き)日経平均株価は前週末比72円97銭高の3万6903円66銭と上昇して始まった。朝方にベセント米財務長官が中国との交渉を今週末に行うとの発言が伝わり、米中貿易摩擦の緩和につながるとの期待から買いが優勢となっている。

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