ロシア宣言の「一時停戦」入り=ウクライナは応じず 2025年05月08日 07時19分

7日、首都モスクワ中心部で、9日の対ドイツ戦勝80年記念の軍事パレードを控え、警備に当たるロシア兵(AFP時事)
7日、首都モスクワ中心部で、9日の対ドイツ戦勝80年記念の軍事パレードを控え、警備に当たるロシア兵(AFP時事)

 ロシアがウクライナ侵攻を巡り一方的に宣言した一時停戦が8日午前0時(日本時間同6時)、始まった。ロシア通信(電子版)が伝えた。プーチン大統領が旧ソ連の対ドイツ戦勝80年記念日の9日に合わせて命じたもので、11日午前0時までの72時間、ロシア軍はあらゆる軍事作戦を中止するとしている。
 ただ、ウクライナのゼレンスキー大統領はこれより先、「欺瞞(ぎまん)だ」として一時停戦を拒否。ロシア側も攻撃を受ければ反撃する方針を示しており、実際に戦闘が停止する可能性は低い。 

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