〔NY外為〕円、147円近辺(28日) 2025年08月29日 06時38分

 【ニューヨーク時事】28日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の低下を受けて円買い・ドル売りが加速し、円相場は1ドル=147円近辺に上昇した。午後5時現在は146円91銭~147円01銭と、前日同時刻(147円35~45銭)比44銭の円高・ドル安。
 日銀の年内の利上げ観測に加え、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に利下げに踏み切るとの見方が根強い中、円買い・ドル売りが優勢となった。市場関係者はFRBの今後の金融政策の手掛かりを得ようと、29日に発表される7月の米個人消費支出(PCE)物価指数を注視している。
 市場では「個人所得の数字などに特に注目している。ただ大きなサプライズがあるとは予想しておらず、来月発表される雇用統計のほうが関心がより高い」(日系金融機関)との声が聞かれた。
 米商務省がこの日の朝方発表した4~6月期の実質GDP(国内総生産)改定値は、季節調整済み年率換算で前期比3.3%増だった。設備投資や個人消費が上振れし、速報値(3.0%増)から上方修正され、市場予想(3.1%上昇=ロイター通信調べ)を上回った。これを受けて米長期金利が一時上昇し、円相場はやや円売り・ドル買いに傾く場面もあったが、反応は一時的だった。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1678~1688ドル(前日午後5時は1.1633~1643ドル)、対円では同171円61~71銭(同171円55~65銭)と、06銭の円安・ユーロ高。

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