〔東京株式〕小じっかり=米株先物堅調で買い戻し(27日後場中盤) 2025年08月27日 13時58分
(13時30分)日経平均株価は小じっかり。米株先物が時間外取引で堅調に推移し、今晩の米株上昇期待が高まっていることが買い戻しを誘っている。朝方に比べて円安に振れているのも追い風だ。
日本時間の28日早朝には米半導体大手エヌビディアの決算発表が控える。市場では「エヌビディアの決算期待でアドバンテス〈6857〉が買われている」(国内運用会社)との声が聞かれる。アドバンテスは後場に入って上げ幅を拡大しており、日経平均のけん引役となっている。
(後場寄り)後場の日経平均株価は前日比132円51銭高の4万2526円91銭と、前場終値付近でもみ合っている。引き続き新規材料に乏しい中で売り買いが交錯している。
(前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比135円55銭高の4万2529円95銭と小幅高。米ハイテク株高の流れを引き継ぎ上昇した値がさの半導体関連株が指数を押し上げた。しかし、市場は新規材料に乏しく売り買い交錯状態。高値圏にあったゲーム関連株は売られ、日経平均はマイナス圏で推移する時間帯もあった。東証株価指数(TOPIX)は3.49ポイント安の3068.50と弱含み。
41%の銘柄が値上がりし、53%が値下がりした。出来高は9億3747万株、売買代金は1兆9945億円。
業種別株価指数(33業種)は電気・ガス業、空運業、非鉄金属などが上昇。下落は保険業、その他製品、銀行業など。
【スタンダード】スタンダードTOP20は軟調。出来高3億1828万株。
【グロース】グロース250、グロースCoreは下落。