〔ロンドン外為〕円上昇、143円台後半(26日午前10時) 2025年06月26日 18時30分

 【ロンドン時事】26日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測を背景に円買い・ドル売りが進行し、1ドル=143円台後半に上昇した。午前10時現在は143円87~97銭と、前日午後4時(145円66~76銭)比1円79銭の円高・ドル安。
 トランプ米大統領が次期FRB議長の早期指名を検討しているとの報道を受け、利下げに前向きな候補が指名されるとの見方が広がり、円が買われた海外市場の流れを引き継いだ。ただ、時間外取引の米長期金利が上昇に転じる中、143円70銭台では円売りが見られた。
 対ユーロは1ユーロ=168円74~84銭(前日午後4時は169円28~38銭)と、54銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1722~1732ドル(同1.1616~1626ドル)。
 ポンドは1ポンド=1.3617~3627ドル(同1.3620~3630ドル)。

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