〔ロンドン外為〕円上昇、144円台後半(19日午前10時) 2025年05月19日 18時17分

 【ロンドン時事】週明け19日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、米債格下げを嫌気した円買い・ドル売りが優勢となり、1ドル=144円台後半に上昇した。午前10時現在は144円83~93銭と、前週末午後4時(145円90銭~146円00銭)比1円07銭の円高・ドル安。
 円は朝方、米大手格付け会社の米国債格下げを受け、米国のトリプル安(通貨安・株安・債券安)に対する警戒感から円買い・ドル売りが進行。一時144円60銭台まで買われた。ただ、上昇が一服すると、その後は持ち高調整の円売り・ドル買いが見られ、上げ幅を縮めた。
 対ユーロは1ユーロ=163円05~15銭(前週末午後4時は162円74~84銭)と、31銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1252~1262ドル(同1.1149~1159ドル)。
 ポンドは1ポンド=1.3363~3373ドル(同1.3261~3271ドル)。

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